有馬記念出走馬の種牡馬が偏っていたので、有馬記念が行われる中山2500mでの種牡馬成績を調べてみた。
今回は12月~3月開催の冬の中山競馬に絞ってデータチェック
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父ブラックタイド
過去10年の12月~3月の中山2500m成績4戦して【0.1.1.2】
勝率0% 連対率12.5% 複勝率25%
【該当馬】
キタサンブラック
2着3着はキタサンブラックの有馬記念
あとはテイエムイナズマの有馬記念(9着)とプランスペスカの日経賞(16着)だけ
血統適正云々を論じるほどのデータはないが、キタサンブラックはこなしているので不安は一切ナシ
父ハーツクライ
過去10年の12月~3月の中山2500m成績44戦して【6.5.3.30】
勝率13.6% 連対率25% 複勝率31.8%
【該当馬】
シュヴァルグラン
スワーヴリチャード
カレンミロティック
サトノクロニクル
数も粒も最大勢力のハーツクライ産駒
中山2500mで30戦以上している種牡馬の中で連対率25%は1位タイ
※もう1頭の1位馬はシンボリクリスエスだけど今回は出走馬無し
ただし有馬記念での馬券圏内はウィンバリアシオンの2着が1回あるだけ
父キングカメハメハ
過去10年の12月~3月の中山2500m成績54戦して【3.5.10.36】
勝率5.6% 連対率14.8% 複勝率33.3%
【該当馬】
ヤマカツエース
サクラアンプルール
トーセンビクトリー
複勝率は悪くないが勝ち切るまでに至っていない
それは有馬記念でも一緒でトゥザワールドが2着、トゥザグローリー、ルーラーシップの2頭で3着が3回、ヤマカツエースとルーラーシップが4着と良い所には来るが勝ちきれていない。
3連単フォメの3着までか?
父マンハッタンカフェ
過去10年の12月~3月の中山2500m成績28戦して【2.0.3.23】
勝率7.1% 連対率7.1% 複勝率17.9%
【該当馬】
クイーンズリング
ルージュバック
シャケトラ
有馬記念を制した種牡馬だが中山2500mの成績は低調
産駒の有馬記念での最高成績は2013年のラブイズブーシェの4着
父ディープインパクト
過去10年の12月~3月の中山2500m成績28戦して【4.1.4.32】
勝率9.8% 連対率12.2% 複勝率22.0%
【該当馬】
ミッキークイーン
自身もハーツクライに敗れた舞台であり適正は今一歩
ただし有馬記念はサトノダイヤモンドとジェンティルドンナで2勝している。
しかし2015年に4着に入ったマリアライトを含めて先行馬に良績が集中
ミッキークイーンは去年4角6番手で5着。馬券圏内を望むなら最低でも8番手よりは前にいないと厳しいか? 枠順も鍵になる。
父ステイゴールド
過去10年の12月~3月の中山2500m成績99戦して【14.9.8.68】
勝率14.1% 連対率23.2% 複勝率31.3%
【該当馬】
レインボーライン
中山2500mのナンバー1種牡馬
30戦以上している種牡馬の中で勝率1位
全99戦というのも2位キンカメの54戦を大きく引き離しているし適正は疑う余地がない。
レインボーラインをノーマークにするのは危険
父ネオユニヴァース
過去10年の12月~3月の中山2500m成績22戦して【3.3.1.15】
勝率13.6% 連対率27.3% 複勝率31.8%
【該当馬】
サウンズオブアース
出走数は少ないが適正の高さは数字が証明している。
有馬記念もヴィクトワールピサが1着、サウンズオブアースが2着
血統は問題ないので後は馬自身の見極めか
父マルジュ
過去10年の12月~3月の中山2500m成績出走ナシ
【該当馬】
サトノクラウン
父バトルプラン
過去10年の12月~3月の中山2500m成績出走ナシ
【該当馬】
ブレスジャーニー
血統的に有馬記念で浮上してくる馬
さすがに近走の成績は完全に無視出来ないので、それを若干加味しつつ血統で浮上してくる馬はレインボーラインオッズも良い所だしレインボーラインは必ず馬券に入れておくべき馬